当園について
園 長 | 日野わかくさ幼稚園 園長(真照寺 副住職) 清水 大司(しみず だいじ) |
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園長の思い | 幼稚園は最初の学校・教育機関です。
まず、人の根っこを育てることを担っているのが幼稚園です。
だからこそ、私たちは、何が一番大切なのかを考えます。
日野わかくさ幼稚園では未就園児クラスのことを、「どんぐりクラブ」とよんでいます。 日野わかくさ幼稚園に入園する子どもたちはまさに「どんぐり」即ち「大切な大切な木の種」なのです。 まず「安心」して根を出してもらうために、充分耕しておいた土に一粒一粒丁寧に種を植えます。 そして水をあたえます。 水は「楽しさ」です。 種が根を出すためには、まず水を与えなければならりません。 水のない砂漠の様なところでは、種は根を出しません。 子どもたちも、楽しくないところには、通いたくないですよね。 わかくさ幼稚園は様々な自然に囲まれた環境で、子どもたちが自由に伸び伸びと遊ぶことが出来ます。 私たちのモットーは”楽しくなければ幼稚園じゃない!”です。 そして適度な栄養も必要です。 栄養は「優しさ」です。 根を出した種は、適度な栄養を与えると、グッと成長して、芽を出します。 人も人の優しさに触れると、グッと成長するのです。 そして、芽を出した種は、暖かい太陽の光が必要です。 それは「愛情」です。 あたたかい愛情がなければ人も枯れてしまいます。 私たちは、一粒一粒の尊い種を「安心」できる土に植えて、 「楽しさ」「優しさ」「愛情」をたっぷり与えて、 まずはしっかりとした根を出してもらい、次に芽を出して、ぐんぐん成長して、 卒園する頃には、立派な苗木になるように、職員一同、大切に育てていきたいと思っております。 同じ苗木は一つとしてありません。みんな違うそれぞれの苗木を、小学校に植え替えて、 それぞれが将来、立派な木になって花を咲かせ、実を結ぶように願っています。 |
教育方針 | 本園は、宗教的情操教育の一環としての仏教保育を核心とし、緑あふれる自然環境を充分生かしながら |
わかくさ山 | わかくさ幼稚園は敷地の中に、緑あふれる山があります。自然の環境の中で、いろいろな経験をしながら運動神経の発達や体力づくりをしています。 レンジャーネットやブラブラ橋などアスレチックがあります。また、竹の子の時期には、わかくさ山から竹の子を掘ってきて、みんなで皮を剥いたり、竹の子ごはんを食べたりします。 |
習字教育 | 年長になると園長による習字の指導がはじまります。これは美しい字の書き方や、 書き順を憶えるだけでなく、集中力や正しい姿勢を身につけることに役立ちます。 このようなバランスのとれた人間形成のために、日野わかくさ幼稚園では習字教育を行っています。 【習字教育の様子】 |
同窓会 | わかくさ幼稚園では卒業生の同窓会を行っています。 「幼稚園の同窓会なんて・・・」と言われますが、当園の教育は卒業したらそれっきりなんて考えていません。小学校一年生、四年生、中学校一年生、高校一年生になった時、その当時の先生もお招きして同窓会をするのです。殊に中学生、高校生は幼稚園の同窓会に行くと言うと、「えっ、いいなぁー」と、うらやましがられるそうです。卒業して何年も経ち、住所も2、3度と変わってしまった人もいて、同窓生に連絡をとるのは、なかなか大変なことですが、むずかしい思春期、反抗期、幼いころの思い出話などから、命の尊さや思いやり、友情などを感じ、自分を見つめ直すことで、大切な時期に少しでもお役に立てたら・・・と願っています。そして立派に成長した子ども達に再会出来る事を誇りに、これからも同窓会を続けていきたいと思っています。 |